4回転半アクセルと森林限界

日本の宝

日本の若い人が大活躍。
今日はTV、ラジオを聞いていて、
ある2人の発言が気になったので紹介。

羽生結弦

北京オリンピックが終わった。
結局ニュースでしか見なかった。
その中でも気になったのはフィギュアスケート男子。
羽生結弦選手。
結果は4位。メダルにはあと一歩で届かず。
羽生くんは前人未到の4回転半アクセルに挑戦。
フリー前日の練習で足首をケガ。
痛みに耐えていましたが、
着氷に失敗。回転不足。
しかし国際スケート連盟(ISU)公認大会で初めて
4回転半ジャンプとして認定。

その後の会見取材にて
「僕の心の中に9歳の自分がいて、
あいつが跳べってずっと言っていたんですよ。
ずっとお前へたくそだなと言われながら練習していて。
でも、今回のアクセルは、褒めてもらえたんですよね」

「実は同じフォームなんですよ。9歳の時と、ちょっと大きくなっただけで。
だから一緒に跳んだんですよね。それが自分らしいなって思ったし。
何より4Aをずっと探していく時に、最終的に技術的にたどりついたのが、
あの時のアクセルだったんですね」と語っていました。

9歳の羽生くんがずっと言ってたんですね。
少し大きくなって一緒に跳んだ。
かっこいい。マンガみたい。

藤井聡太

藤井聡太五冠の話が盛り上がった。
ぼくは将棋を指すことは一応できる。
ルールを知ってるくらい。

19歳。史上最年少で5冠保持者になった藤井さん。
対局場のホテルからは富士山が見えた。
対局の翌日に記者会見があった。
記者より自らの将棋の実力は今、富士山の何合目かと問われ際、

「将棋は奥が深いゲーム。
どこが頂上なのか全く見えない。
森林限界の手前というか、
まだまだ上の方には行けていない」と答えた。

多くの人が森林限界ってなにってなった。
富士山で言うと大体5合目付近。
標高だとおおよそ2,500m。
森林限界とは環境条件の変化により森林の生育が不可能になる限界。
森林限界を越えると木々はなく、小石や、ゴツゴツとした岩がある。

普通なら「大体5合目付近です」
「森林限界」は出でこない。
すごい19歳。
藤井さんは登山が好きらしい。
長い対局に対応できる体力は登山から来てるんですね。

あと藤井さんのすごいところは、
解説者が解説できないことがあるそう。
なぜそこに指したのかがわからない。
解説者がわからないってどんな世界で戦ってるんだ。
藤井さんのみぞ知る世界。

さいご

やっぱり挑戦者ってカッコいい。
ぼくもいろんなものをキレイにできるようにがんばります。おしまい。

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