存在意義

GWが明けて、こどもたちは久々に保育園へ行った。
ぼくがお迎えに行った。
まず1階の下の子を迎えに行く。
部屋の扉を開けたら、いた。満面の笑みで、駆け寄ってきた。
ちっこくて、ぷにぷにで、髪くるくるで、いい匂い。
次は、2階にいる上の子を迎えに行く。
部屋の扉を開けて上の子を探す。いた。
上の子は目があった瞬間、明らかにがっかりした様子で、天を仰いだ。
だらだらとぼくのところに来たが、廊下に倒れ込む。


その後打ち上げられた魚のようにビチビチと動きながら、
でっかい声で「ママがいいー」。
なんとか先生の手を借りて玄関へ。
それでも「ママがいいーー」。
ポロポロと大粒の涙をこぼす。
先生も宥めてくれたが、「ママがいいーーー」の一点張り。
埒が明かないので、ママに電話して迎えにきてもらうことになった。
ママが来ることがわかった瞬間、
水を得た魚のようにピンピンして庭を駆け回った。
その間、先生と話をした。
その日の朝9時に保育園へ行って、ママが帰った後のこと。
みんながいる部屋に入りたくないとダダを捏ねたらしい。
先生がお芋が植えてあるところに連れて行き、少しダダは収まったが、
数分では部屋に戻りたくないといい、結局10時過ぎに部屋に戻った。
めっちゃ迷惑かけてるー。
10分後ママ到着。
こどもたち「ママーー」。ママの足にしがみ付く。
パパの存在意義。

おしまい。
今日も見ていただき、ありがとうございました。

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