119

先日エアコンクリーニングが終わり、道具を車に積む。
次の現場を控えているので、道具を準備して出発しようとした時、
道路挟んで向こう側の歩道で人が倒れていた。
2人のおばさんがなんだか慌てている様子。
ぼくも慌てて車から飛び出て駆け寄った。
状況を確認する。
70歳後半くらいの老人。
仰向けになって手が痙攣している。
お酒は飲んでいる様子ではなく、少し意識があった。
声を掛けると返事をした。
微かな声で大丈夫と返答があった。
少し会話を続けると自宅はこの辺りで一人暮らし。
身内はいない。
顔、手から少し出血し、手が痙攣していたので、
救急車を呼ぶのが賢明だということになった。
ぼくが119に連絡する。
「火事ですか?救急ですか?」と聞かれ、救急と答えた。
住所を聞かれ、周りのおばさんが青色の番地プレートを指差してくれて、
それを読み上げた。
色々聞かれ、これから向かうと言われ電話は終わった。
途中で30代後半の男性も加わった。
ぼくも14時からお客様のところへ行く約束があるため、
他の3人に仕事があることを伝えて失礼することにした。
すると1人のおばさんが
「私も14時から歯医者予約してるから。ごめんね。」


その場を後に車を走らせる。
すると知らない番号から電話がかかってきた。
ハザードを焚いて、左へ寄せてる。
「救急車を呼んだ方ですよね。」
その人の身なりや症状など聞かれたので答えた。
事情を説明し、今その場にいないことも伝えた。
最後に名前を聞かれたので、青井と名乗り電話は終わった。

その後ケガされた老人がどうなったかはわからないが、
ご無事でありますように。

おしまい。
今日も見ていただき、ありがとうございました。

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