先日エアコンクリーニングが終わり、道具を車に積む。
次の現場を控えているので、道具を準備して出発しようとした時、
道路挟んで向こう側の歩道で人が倒れていた。
2人のおばさんがなんだか慌てている様子。
ぼくも慌てて車から飛び出て駆け寄った。
状況を確認する。
70歳後半くらいの老人。
仰向けになって手が痙攣している。
お酒は飲んでいる様子ではなく、少し意識があった。
声を掛けると返事をした。
微かな声で大丈夫と返答があった。
少し会話を続けると自宅はこの辺りで一人暮らし。
身内はいない。
顔、手から少し出血し、手が痙攣していたので、
救急車を呼ぶのが賢明だということになった。
ぼくが119に連絡する。
「火事ですか?救急ですか?」と聞かれ、救急と答えた。
住所を聞かれ、周りのおばさんが青色の番地プレートを指差してくれて、
それを読み上げた。
色々聞かれ、これから向かうと言われ電話は終わった。
途中で30代後半の男性も加わった。
ぼくも14時からお客様のところへ行く約束があるため、
他の3人に仕事があることを伝えて失礼することにした。
すると1人のおばさんが
「私も14時から歯医者予約してるから。ごめんね。」
その場を後に車を走らせる。
すると知らない番号から電話がかかってきた。
ハザードを焚いて、左へ寄せてる。
「救急車を呼んだ方ですよね。」
その人の身なりや症状など聞かれたので答えた。
事情を説明し、今その場にいないことも伝えた。
最後に名前を聞かれたので、青井と名乗り電話は終わった。
その後ケガされた老人がどうなったかはわからないが、
ご無事でありますように。
おしまい。
今日も見ていただき、ありがとうございました。