いらないのは、ぼくだった。



ハウスクリーニングの仕事は人の家でクリーニングする。エアコンクリーニングだとリビングが多い。リビングで気になるのは、こどものおもちゃの収納。まじまじとは見れないけど、とっても整理整頓されているのを見た。どこに何があるか、一目でわかるよう棚におもちゃ入れボックスを入れいる。そのボックスには「にんぎょう🧸」とシールが貼ってある。ひらがなとイラストで大人も子供もわかるようになっている。帰ったら真似しよう。


帰ったら、当たり前のようにおもちゃがぐちゃぐちゃバラバラ。寝る時間まで1時間を切っていたけど、思い立ったら吉日。おもちゃ入れボックスは百均や無印良品などで買ったものがあるので、分かりやすくシールを貼って小分けしていく作業。明らかなゴミや全く使っていないベンチでも補欠でもなさそうな、おもちゃを捨てようとすると「ダメー」ヤクルトの飲み終わった容器も「ダメー」


これでは全く進まないので、ママがシールを箱に貼り、ぼくが分かりやすいものをそのボックスに入れてることにした。それでも合間に「これもういらないでしょ?」と聞くだけ聞いてみると。上の子が「もうパパやだ。パパがいらない。あっちいって!」良かれと思ってやっているのに、いらないのは、ぼくだった。あんまり口出ししすぎるのも良くないね。



おしまい。
今日も見ていただき、ありがとうございました。

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