引っかかっていたパンツ

仕事を終え、マンションの駐車場に車を停める。
駐車場のすぐ横にはゴミ置き場がある。
昼ごはんで食べたおにぎりのラップや、
おやつの袋ゴミなどをいつも捨てている。
可燃ゴミ置き場だけ、扉がついてる。
その日だけ扉の横にハンガーに入っている
ボクサーパンツが引っかかっていた。
紺色と黒色の縞縞模様は見覚えがある。
タグをチラッと見た。
ユニクロでMサイズ。ぼくのだ。
家は12階。ママがベランダに干した
ぼくのパンツだけ風に吹かれて下に落ちたんだ。
ベランダの下は正面エントランス前。
恐らく、管理人のおじさん、掃除のおばちゃんが拾ってくれたんだ。
通常、落とし物はエレベータ横にある落とし物ボックスに置かれる。


けど、パンツだからおじさん、おばさんたちが休憩室とかで話し合った結果、
配慮として、ゴミ置き場の扉の横ならいいんじゃないだろうか。
っと言ったんだと思う。
周りに見られていないか確認してカバンにパンツを入れた。
後日、掃除のおばちゃんたちは休憩室で、
「パンツなかったね。」って話すだろう。
管理人の人はその話を聞いて、暇な時に
ゴミ置き場に設置してある、監視カメラをコソ見して、
「青井さんだったんだ。」っと思うだろう。


この話をママに話したら、
「ちびまる子の話じゃん!」っと爆笑。
「毛糸のパンツの話!」
この爆笑している最中に
上の子が「お腹痛いー、うんち出るー、うんち出たー。変えて。」
そんな1日でした。

おしまい。
今日も見ていただき、ありがとうございました。

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