経営者は炭酸水


高層マンションには防災センターがある。マンション管理、防災管理をしている人がいる。業者はお客様宅へ行く前に防災センターで受付をしなければならない。マンションそれぞれにルールがある。例えば、居住者のエレベーターを使用しない。専用エレベータやルートを案内される。台車を転がしては行けない。エントランスに大理石があるところだと多い。マンションの駐車場を借りるのにお金が掛かる。いろんな鍵を渡される。腕章着用。フェイスマスク着用。指定されたトイレで手洗いうがい。地方の団地育ちには考えられない。都会は毎日驚かされる。



現場到着。高層マンション。上を見上げるだけで、首が痛くなる。受付が必要。受付して搬入口に荷物を置いて、コインパーキングに駐車。これだけで、20分くらい掛かった。早めの行動が大切。


リビングのエアコンクリーニングをしていると「今から会議するので、気にしないでくださいね」とすぐ横のダイニングテーブルでリモート会議。話の内容が勝手に入ってくる。どうやら経営者だ。男性。30代半ばくらいかな。それにしても早口。合間に飲む炭酸水。毎回キャップを開けるときに「プシュっ」「プシュっ」気になる。



以前も経営者の方のご自宅でクリーニングしてる時も「プシュっ」「プシュっ」帰り際に「これよかったどうぞ!」と見たことのない炭酸水。経営者は炭酸水が好きなのか。それとも炭酸水を飲むと経営者になれるのか。



おしまい。
今日も見ていただき、ありがとうございました。

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